母の遺品整理をしたが大変だった

母が亡くなったのはもう10年も前の事でした。母は実家で兄・長男一家と暮らしていた。私も市内に住み車で10分ほどで行く距離だったので母が弱ってきてからは頻繁に顔を出していた。少しずつ痴呆も出てきていた時に兄達と母がかろうじて判断できる時に母の荷物を少しずつでも生前に整理していこうかと話し合った事があった。私達の思いは母が亡くなって全部捨ててしまうより母の判断でこれは誰にあれは誰にと言った感じで分けてくれたら皆納得するのではないかと思っての事だったのですが、その事を兄が話したら母は怒ってしまい手がつけられなくなったのです。どうも自分がもういらない存在のように感じてしまったのですね。それから母が亡くなるまで母の荷物は兄弟皆手をつけませんでした。母が92才で逝った後案の定母の遺品整理は大変でした。まあ資産家でもない母の遺品は殆ど値がつかないものばかりでしたが、母の思い出となるものをそれぞれが取り分け後は全部はゴミとなりました。ゴミの整理はお金がかかりました。

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